卵子の老化による不妊の原因とその老化予防法とは?

卵子の老化はいつから?

卵子の老化が始まるイメージ

卵巣の老化は、30歳後半~40歳前半に起こると言われています。
一般的に38歳以上と言われていて、原子卵胞の数が激減するため老化は加速するのです。
加齢と自然現象により、卵巣の老化が進むと卵子の質が低下していきます。

また、徐々に卵子が少なくなり、卵子がなくなるタイミングで閉経が訪れます。
そのため、46歳以降での妊娠を望むのは難しくなるとも言われています。

卵子の老化を加速させる原因

卵子の老化を加速させる原因の甘い食べ物のイメージ

卵子の老化の原因は、食事と生活習慣やストレスににより起こります。

食事による原因

甘い物、脂っこい物、早食いや暴食は血糖値の急上昇などを引き起こし、身体の細胞の酸化や糖化を促進させる大きな要因となります。
よって、卵子への酸化・糖化にも影響し、老化へと進行させてしまうのです。

生活習慣による原因

睡眠不足、冷え、運動不足などによる原因が挙げられます。
まず、睡眠不足は細胞の修復力が落ちるため、卵子の老化も防ぐことができなくなります。
その次に、体の冷えは血流が低下し、充分な酸素と栄養が卵子に届かななってしまいます。
血流をよくし冷えを解消するためにも運動が必要なのです。

ストレスによる原因

ストレスによって発生する活性化酸素は、体のあらゆる細胞を攻撃して、老化を促進させます。
その他にホルモンバランスを乱し卵子の老化にも影響します。

卵子が老化すると、受精率や着床率の低下を招き、不妊の重要なひとつの原因となるのです。

ストレスのケアは、卵子の老化予防にもなるのでできるだけ意識してケアをしましょう。

卵子の老化によるリスク

卵子の老化の3大リスクのイメージ

卵子の老化が起こると、妊娠や出産時にリスクを伴います。
どのようなリスクがあるのでしょうか。

妊娠率の低下

卵子は老化をすると形がいびつになり、受精や着床が困難になってしまいます。
その結果、妊娠率が低くなってしまい、不妊の原因のひとつにも挙げられます。

流産

流産の原因の一つとされている卵子の老化は、卵子の中にあるミトコンドリアの機能が停止してしまいます。
ミトコンドリアの機能が停止することで、卵子にエネルギーを供給できなくなってしまうのです。
そのため、エネルギー不足になり、受精に成功したとしても受精卵の成長に悪影響を及ぼし、流産の確率が高くなるのです。

染色体異常

卵子は遺伝子情報を持つ大切な細胞ですが、老化の過程で染色体に傷がついてしまうことがあります。
その結果、卵子のダメージは胎児への染色体異常が高確率で起こってしまうのです。
染色体異常により、流産のリスクや細胞分裂の力が弱まることから、受精したときの赤ちゃんの成長にトラブルが起き、無事に産まれてきた場合でもダウン症などのさまざまな先天性リスクが高まります。

卵子の老化を知るための卵巣年齢

卵巣年齢のイメージ

卵巣年齢は、血液中の未熟な卵胞の細胞から分泌されるAMH(アンチミュラーリアンホルモン)検査により、卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているかでわかります。

AMHの量が多ければ、これから育つ卵胞がまだたくさんあるという指標で、若いという判断になります。
しかし、多すぎる場合は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の可能性があり、注意が必要です。
また、AMHの量が少ないと残りの卵胞が少ないということなので、卵巣年齢が高いという判断になります。

卵巣年齢は歳とともに高くなるものですが、中には実年齢よりも卵巣年齢が若く、妊娠力の高い人もいます。

卵巣・卵子を若く保つ老化予防法

卵子の若さを保っているロングヘアのきれいな女性のイメージ

  • 規則正しい生活・・・早寝早起きをすることで、ホルモンのバランスが整い卵巣が機能しやすくなります。
  • ストレスを溜めない・・・ストレスは女性ホルモンが乱れてしまいます。上手にストレス発散を心がけましょう。
  • 体を冷やさない・・・体が冷えると血流が悪くなり、卵巣の働きも影響されます。特に下半身は温めるといいでしょう。
  • 過激なダイエットはしない・・・ダイエットのデメリットとして、女性ホルモンの分泌を抑えてしまうことがあります。
  • バランスのいい食事・・・偏った食事は、健康にも関わってきます。青魚や緑黄色野菜をバランスよく摂取しましょう。
  • 適度な運動・・・簡単に続けられるウォーキングがおすすめです。有酸素運動で抗酸化力がアップするので、卵子のアンチエイジングに効果的です。

まとめ

妊活に励んでいる女性のイメージ

見えない体内なので老化の実感がわきにくいものですが、体の細胞は加齢と共に老化が進行している。
その中でも、妊活で最も大切とも言える卵子の老化予防は、妊娠確率が高まるということがわかりました。
是非、卵子の老化にも着目し妊活に取り入れてみてはいかがでしょうか。