不妊治療費を補う保険があるって本当?不妊治療中でも入れる保険との違いは何?

不妊治療中でも入れる医療保険

妊娠は病気ではないから、保険が効かないことは多くの方がご存知だと思います。
また、不妊治療中は、「治療中」だから保険への加入が出来ないという話も、聞かれます。
実際のところ、妊娠中に何かあったらどうしようとか、出産時に問題があったらどうしようと不安になりますよね。
妊活中、妊娠中でも入れる保険はないのか、調べてみました。

不妊治療中でも入れる保険とは?

一般的に、不妊治療を始めた後だと医療保険に加入できなかったり、保証対象外の条件付きでの加入だったりします。
しかし、不妊治療は費用がかさむだけでなく、流産や子宮外妊娠、排卵誘発剤などで卵巣が腫れてしまうなど、さらに医療費がかかってしまうこともあります。

こんな時、妊娠前に医療保険に入っていれば治療費をまかなうことができますが、加入していない場合は全実費負担ということになりかねません。

現在、少しずつではありますが、不妊治療中でも加入できる保険がでてきました。

子宝エール

アイアル少額短期保険からでている民間保険です。
妊活中の女性を応援する医療保険内容となっています。

引用:©www.air-ins.co.jp

子宝エール 加入条件

  • 不妊治療中の女性
  • 年齢29歳~69歳までの女性
  • 過去1年以内に不妊治療を行っている女性
  • 不妊治療以外は健康状態であること

(予定がある場合を含む)
排卵誘発剤の投与/人工授精/体外受精(顕微授精を含む)

子宝エール 保証内容

  • 医療 入院(女性疾病も対応)5,000円/日
  • 医療 手術(女性疾病も対応)10万円/回
  • 死亡保証100万円~300万円可能
  • 年間支払額は80万円まで
  • 満期払戻金なし
  • 以下の疾病は対象内
  1. 卵巣機能障害
    エストロゲン量の過剰・減少、卵巣ホルモン機能など
  2. 妊娠・分娩の合併症
    妊娠中毒症、子宮外妊娠など
  3. 乳房・女性性器の疾病と障害
    乳腺症、内膜症、チョコレートのう胞
  4. 悪性・良性新生物・上皮内新生物
    乳がん、子宮がん、卵巣がん、子宮筋腫など

子宝エール 保障の対象外

  • 医療 通院
  • 不妊治療費用
  • 以下の6種類の疾病の入院・手術費用は対象外
  1. 卵巣過剰刺激症候群
  2. 骨盤腹膜炎
  3. 子宮内膜ポリープ
  4. 帝王切開
  5. 流産(切迫流産を含む)
  6. 切迫早産

不妊治療中で加入できても、帝王切開や流産が対応外なのは、個人的には残念な気がします。

一般的な医療保険とあまり変わらないように見えますが、対象外の内容の見落としに気をつけましょう。

 

引用:©www.air-ins.co.jp

詳細は、取扱保険会社にお問い合わせください。
資料請求して、ゆっくり検討するのもおすすめです。

EVERYONE(エブリワン)

エイ・ワン少額短期保険からでている民間保険です。
妊活中の女性を応援する医療保険内容となっています。

引用:©https://a1-iryou.com

EVERYONE 加入条件

  • 不妊治療中の方が加入可能
  • 不妊治療に関しての条件なし
    (契約者の状況にあわせて、条件設定される)

EVERYONE 保証内容

  • 出産時の緊急手術費用
  • 入院費用(対象の手術に限る)
    (契約者の状況にあわせて、条件設定される)
  • 出産後の他の病気やケガでの手術・入院
    (体調不良、ヘルニア、骨折など)
  • 日常生活での病気・ケガの手術・入院

EVERYONE 保障の対象外

  • 加入が妊娠29週目以降のだった場合
    (上記の保証されている内容が受けれません。)

こちらの保険は、帝王切開など緊急手術だけでなく、出産後の病気なども保証してくれる、うれしい内容となっています。
不妊治療を始めた人で加入を検討する人は、妊娠28週目までに申し込みしましょう。

引用:©https://a1-iryou.com

詳細は、取扱保険会社にお問い合わせください。
契約者の状況によって、条件設定がされるので、他社との比較する上でも見積もりが不可欠になってきます。

不妊治療費用を補う保険とは?

ChouChou(シュシュ)

引用:©www.nissay.co.jp

こちらは日本生命からでている、出産サポート給付金付3大疾病保障保険です。
三大疾病については多くの保険会社が取り扱っていますが、ここに妊活応援保険がついたことは、非常に画期的な商品といえるでしょう。

  • 3大疾病
    がん(悪性新生物)・急性心筋梗塞・脳卒中
  • 出産・特定不妊治療

不妊治療は公的補助が受けられるものがあるとはいえ、自己負担金は結構な痛手となります。
この保険の特徴である、出産・特定不妊治療の保障の内容は以下のとおりです。

  • 出産給付金は受取回数限度なし
  • 所定の特定不妊治療費は最大12回まで
    (体外受精・顕微授精中の採卵・胚移植それぞれが対象)

引用:©www.nissay.co.jp

不妊治療費を補う金額としては、まだまだ十分とはいえませんが、公的補助と組み合わせることによって自己負担を軽くすることができます。

公的補助の内容はこちら

厚生労働省の特定不妊治療支援事業(平成28年4月以降)

妊娠中は加入時期に注意

妊娠してから、医療保険に入った場合に特に気をつけておきたいこととして、加入の時期が挙げられます。

出産時に帝王切開した場合は、手術費用が降りる民間保険はたくさんありますが、保険支払い条件の中には「部位不担保」があることを忘れてはいけません。
いざ帝王切開の手術費用を請求したら「部位不担保」で保険金が下りなかったという事案が聞かれます。

帝王切開手術の保障期間

  • 保険加入が妊娠の前
    保証対象内
  • 険加入が妊娠の後
    保証対象外

保険会社や商品によって、「女性特有の疾病」が特約でつけれるものがたくさんあります。
保険担当者などに詳しくこちらから聞いて確認することをおすすめします。

保険の乗り換えには注意

現在、他の保険に加入している方で、一度帝王切開で出産経験者は、乗り換えを検討する前に、必ず確認しておきたいことがあります。

  • 検討している保険に加入できるか
  • 加入出来た場合、二回目の帝王切開の保障がされるか

保障内容に、「帝王切開手術も対象」となっていても、二回目の手術は対象外になる場合もあります。もし、その際は、今の保険のままで良い場合もありますので、担当者にご相談されることをおすすめします。

妊娠中でも加入できる保険

正常分娩の入院費が保証されている保険もあります。
簡単にご紹介します。

ただし、下記のような条件があるので、詳細は必ず保険会社へご確認下さい。

  • 不妊治療をしていない
  • まだ妊娠していない
  • 加入が妊娠前である
  • 過去5年間に帝王切開手術を受けていない

なでしこくらぶ

 

引用:©nippon-insurance.com

妊娠10ヶ月まで加入できますが、その時の正常分娩の入院費は保証されません。

妊娠27週目まで加入できて、その異常分娩も保障するタイプはこちら。

引用:©www.hokende.com

ABCおかあさん保険

節約志向の方に向いている、シンプルな保障の保険。
自然分娩や帝王切開などの手術も保証されます。

自然分娩の入院保障は、妊娠前の加入、帝王切開などの手術は妊娠19週までの加入が条件となっています。

引用:©www.abc-hoken.co.jp

新CURE Lady[キュア・レディ]

こちらは、女性特有の病気やガンに特に保障が手厚くなっている保険です。
帝王切開も保障対象となっています。

引用:©www.orixlife.co.jp

 

まとめ

いかがでしたか?

まだまだ、日本の不妊治療中に安心して入れる保険の種類は少ないですが、厚生労働省の特定不妊治療支援事業により、民間保険会社が要望に応じる形でこれからもっと内容の充実したものが出来ると思われます。

引用:©www.mhlw.go.jp

一言で民間の医療保険といっても、条件によっては加入しても保険金が対象外であったりします。
保険選びは慎重にならざるを得ませんが、不妊治療を一旦中止して、期間あけて保険に加入することは時間的にも負担になります。
すでに、不妊治療を開始している方は、妊娠前に加入しておけば、いざといった時の保障が受けられので安心ですね。

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